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【Peta Peta】静岡県下田市での課題解決

April 15, 2016
【Peta Peta】静岡県下田市での課題解決

静岡県下田市における鬼ごっこをベースとしたゲームアプリ「Peta Peta」の取り組みについて紹介します。

1. 下田市でやろうとしていること

静岡県下田市と聞いて、”黒船”や”ペリー”を連想される方も多いと思います。下田市はその他にも、海水浴や温泉といった観光業も盛んな、伊豆半島の南に位置する街です。レトロな 街並みが残っており、歩いてるだけでも楽しめる街です。

そんな下田市には解決すべき課題が二つあります。

「観光客の減少」と、「住民内における防災意識の格差」です。

静岡県全体の観光客数は近年増加しており、2013年には過去最高を記録しました。それに対して、下田市を含む伊豆半島南部の地域を訪れる観光客数は毎年減少しています。

また、下田市は南海トラフ地震で予想される津波の高さが平均15mと、県内でも高い災害リスクを抱えている街です。これまでにも地域の防災活動は行っていますが、防災活動は普段から防災意識の高い人だけが参加することが多く、活動に参加している人と参加していない人の間で防災意識の格差が課題となっています。

その二つの課題を踏まえDesignCatは、地域の方々と一緒に下田市における「観光業の活性化」と「防災意識の格差の是正」を目指した観光イベントの企画をしています。

そのイベントのキーとなるのが「Peta Peta」です。

2月の初旬には、そんな防災活動向け「Peta Peta」を開発するにあたっての現場調査を兼ねて、下田市にお住まいの方、高校生、東京の大学生約10名を対象に体験会を開催してきました。

2.Peta Petaを使って防災を楽しく

従来の防災活動は、防災意識の低い人にとって参加しづらいものです。そのため、住民の中で防災に対する意識の格差が拡がっている現状です。ならば、防災意識の低い人にとって退屈なものとなっている防災活動を「楽しいイベント」として行い、防災活動に参加するハードルを下げ地域内での防災意識の格差を是正する。それが防災活動向け「Peta Peta」の目的です。

「Peta Peta」は実際の街をゲームフィールドとして遊ぶ鬼ごっこをベースとしたゲームです。地域の中を歩き回り鬼から逃げて移動距離やミッションを達成することによって得られるポイントを稼ぐゲームのルールは、防災活動に応用できるのでは無いかと思います。

「住んでいる街をよく観察する」ことも重要な防災活動のひとつです。防災活動向けの「Peta Peta」では、会場となる街中を歩いて検証したり、津波避難ビルに指定された建物を使ったミッションを考えたり、街の中や防災拠点をよく観察しながら企画を進めます。そうすることで、企画から関わった人たちが「どうしたら楽しいイベントができるか?」という視点で街のことを観察し、知ることができるようになります。

さらに、外から来た観光客も「Peta Peta」を楽しみながら街中を歩き回るため、自然と街の地形を把握することができ、住民だけでなく観光客にとっても「街をよく観察する」きっかけになると考えています。

3.防災×観光で街を元気に

下田市は「防災意識の格差」に加え「観光客の減少」を課題として抱えています。私たちの防災活動向け「Peta Peta」は「観光客の減少」という課題にもアプローチができるのでは無いかと考えています。

防災において、活動に地域内の人たちを巻き込み根付かせることは最も重要な事柄です。そして、それは観光においても同じことが言えます。

地域の観光イベントを地域の理解がないまま開催しても、その地域に根付く観光にはなりません。イベントの成功は地域の人たちの理解と支えがあってこそ。私たちは観光も防災と同じように地域の人たちを巻き込みながら企画を進めていくことで、防災活動と観光イベントを地域に根付いた活動にしていきます。

住民の方々と「Peta Peta」を使った防災と観光を組み合わせる新しい観光資源を生み出すことで、下田市を「安全で楽しいまち」にできると私たちは考えています。

イベントの開催は今年の10月を予定しております。詳細については、当サイトにて発表いたしますので楽しみにお待ちいただけたらと存じます。

また、自分の住んでいる地域でも「Peta Peta」を使った防災活動をしてみたいと思う方は、是非下記リンクから連絡フォームよりお問い合わせください。

(トップイメージ:photo by bryan…)

ご連絡はこちら

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